一般社団法人日本MOT振興協会

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設立発起人会、総会、理事会(2009年3月2日)

当協会の設立発起人会、総会・理事会が2009年3月2日、日本工業倶楽部会館(東京都千代田区丸の内)にて午後5時30分から開催された。(総合前文〔PDF〕

日本はもっと自信を持って良い

会議の冒頭、会長(代表理事)有馬朗人から 「一昨日アメリカから帰って参りました。アメリカももちろん、日本と同じように不況でありまして、ただ私は科学技術においてアメリカにまた負けた、という気がします。

・・・・・・ スーパーコンピュータを猛然伸ばしてオークリッジという原子力の最初の頃に活躍しておりましたウラニウムを分離する、その研究所に1週間いたのですが、そこの研究所の計算センターのすざましさ。

・・・・・猛然たる計算センター、それが日本ではどうかというと、やっと去年か、おととし、理化学研究所に研究費が付いたのです。10年遅れてるのです。

・・・・・ 今回のようなMOT振興協会が出来まして、将来の科学技術がどうあるべきか、しかも、それも使ってイノベーションを伸ばしていく。そういうふうなことに関して、しっかりとした見解を持つような人々が大勢出てくることが必要であろうと思います。

・・・・・ 日本の力、ものすごい。強いですよね。だから、自信を持っていいと思うのです。色々な見地でご専門方々、第一戦の方々がお集りですので、ぜひとも今夜、どういうふうに日本の技術を伸ばしていったらいいか、日本の科学を伸ばしていったらいいかということについて、ご指導を賜りたいと思います。

この協会の設立発起人会、設立総会、理事会の最初のことでございますので、ご挨拶を申し上げた次第でございます。ありがとうございました。」(有馬会長挨拶全文〔PDF〕 )との挨拶があった。

設立総会(社員総会)・理事会では、「理事及び監事の選任」、「定款の承認」、「設立趣意書、設立発起人名簿」、「初年度事業計画(案)及び収支予算書(案)」、「委員会構成と運営企画」、「事務所の設置」が提案され、承認可決された。

写真 会議の冒頭の挨拶で、「日本の科学技術を伸ばすにはMOTが必要」と話す有馬初代会長

写真 日本工業倶楽部会館6階会議室で行われた設立発起人会、総会・理事会の風景

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